こんばんは、宮本です。

引き続き記事の更新を致します。

さて、今回は…

 

中古マンション

の全体の床面作業についての記事になります。

 

マンションが建てられてから、一定の期間が経過致しますと、当然ながら、供用部の床面は人や物の行き来するにつれて汚れてきます。

 

いわゆる、マンションの供用部という箇所には、定期的にメンテナンスを行わないと、目立った汚れが出てきてしまいます。

 

で主に今回はマンションの供用部の定期清掃作業に関する記事になります。

 

舞台は、東大阪市のとあるマンションの供用部でした。

 

 

1.現場付近に到着致しまして、上記のように積みこんでいる道具の下ろすものを選別していきます。

定期清掃という形ですので、各現場に応じて、作業を行う道具類も事前に把握された状態で下ろしていきます。

 

2.ポリッシャータンクに入れる洗浄剤をバケツに入れる為に、水道水をホースに繋ぎ這わせていきます。

 

3.先に、ポリッシャーのタンク内に、水とアルカリ洗剤を一定量希釈したバケツを汲んでおくか直接、タンク内に水を入れてから、アルカリ洗剤をいれます。

この時に、広い供用部の場合は、洗剤が途切れないように、事前にもう一つのバケツにも洗浄剤を作っておきます。

 

4.ポリッシャーは、当然、電気が無いと動きません。マンションの供用部には、このように何処かにコードを差す電源がありますが、現場によっては、この電源をカバーで閉じている所もあります。

何故か?いわゆる、電気泥棒の防止のためだそうです(苦笑)

たまに、そういった方がおられるようで、そういった現場には、専用のキーがあります。今回は、そちらは割愛致します。

 

5.荷物、物を退ける。

こういったマンションの供用部という箇所は、色んな物、荷物が置かれている場合があります。(本来は置いてはいけないと管理会社さんがうるさい所もありますが…)

こういった画像のような感じで、こちらの場合の状況では、荷物を床面の片側にポリッシャーを通行させ、その後、洗浄した後の床面にまた荷物を移動させ、残りの片側面の作業を行う感じに致します。

もちろん、状況次第では、全部違う箇所に、物や荷物を移動させる場合が有りますので、その際には、縦のライン、横のラインで画像撮影をしておき、元に戻すように致します。

 

6.そんなこんなでようやく、作業開始です。ポリッシャーを動かせる準備が整いましたら、あらかじめルートを決めておいてひたすら供用部の床面を洗浄していきます。

この時に、注意しないとイケない点は…

・マンションの供用部という場所は、いつ入居者さんが出入りするか分からないという点。いきなりドアが開いたり、反対方向から人が歩いて来たりなど、様々な状況を想定しないといけません。

・あと、ホースを這わせる位置も、ポリッシャーの通行の邪魔にならないように、基本は側溝に這わせていく感じにしておくのが良いです。

 

7.ポリッシャー洗浄後の汚水を流す。もしくは吸い込む。(バキュームを使用する場合が多い。)床面の素材や状況にもよりますが、基本的には、ポリッシャーで洗浄したあとは、ほったらかし。なんてことは、先ず有りません。洗浄後には、最低限、汚水を側溝に流すが、汚水を吸い取る作業が必要になります。

 

この時に、注意しないとイケない点は…

 

・エレベーター付近の床面の洗浄後の箇所の汚水を流したり、吸い込む場合は、エレベーター側の溝に水や汚水が落ちないように、養生するなど工夫しておく必要があります。水滴が、エレベーター前のサッシ部分に入り込むと、エレベーター内部のガラスが濡れてしまって、内部なので、拭き取れないという二次災害をおこしてしまいます。

 

8.こういった工程をひと通り、済ませたあとは、最後に、水を切る。もしくは、水拭きを行って、物、荷物を元の位置に戻して作業終了となります。

 

という感じで、中古マンションの床面作業の定期清掃に関する一連の内容でした。上記1.~8.を各、中古マンションの供用部での作業するにあたり、よりスムーズに終了出来るポイントが何点かあります。

 

1.水、電気が何処にあるのか?これは、現場によって様々ですので、ここが予め把握されているのとそうでない場合は、探すのと段取りに時間差が生まれます。

 

2.また、水を使用する上で、ホースを何メートルの物を準備しておけばよいのか?長過ぎると、あとで巻き取る時に、面倒になります。短過ぎる場合は、足せば良いですが、ここが一番段取りに重要になると考えております。

 

3.同じく、電気を使用する際に、延長コードの長さが何メートルの物を準備しておけばよいのか?ポリッシャーやバキュームを動かす際に、何度も抜き差しをする時間が重なれば、塵も積もれば山となります。一度の接続で1フロアー、が一番良いと思います。

 

4.床面の通路の把握…現場によっては通路がL字型になっていたり、やや床面が傾いていたりします。どのような通路の形状かで、洗浄ルートを決めるポイントになりますと共に、床面が傾いている場合などでしたら、どうしても水溜りが出来やすくなります。

 

<関連記事>

ポリッシャー、リンサー、高所絡みのハウスクリーニング

 

今回は、まいどお世話になっておりますS社様の了解を得ての記事となります。

Y様、H様、いつもご迷惑をおかけしており恐縮です。ですが、こちらの元請けさんのY様は、しっかりもので、床面作業のノウハウ~僕にポリッシャーのコードの巻き方まで、ご指導頂いて感謝しております。 (相変わらず、操作ギこち無いですが…痛)

「なんでやねんっ!」て、スゴイイントネーションでの突っ込みやクレームで怒られないよう、この記事での戒め兼メモ書きとしても活用致します。

 

 

まとめ

・中古マンションの定期清掃は、現場状況の把握。

・常に人が行き来する場所なので、アンテナを。

・道具、物、荷物の段取りをスムーズに。

 

 

以上、下手な文章力ですが、ここまでお読み頂き、感謝いたします。ありがとうございます。

 

ご覧頂きまして、何か、ご連絡、ご質問、ご相談等がございましたら、業者さまも、店舗さま、一般の方もコメントの方、よろしくお願い致します。

 

尚、メールアドレスは、非公開ですので、プライバシーは保護されますので、よろしくお願い致します。

 

それでは、今日は、これにて失礼致します。

 

 

 

 

 

以下、過去記事になります。

ハウスクリーニングをされている業者さんの中にも、建築美装という仕事をもこなされている所もある現状をここ最近、勉強させて頂きました。

 

で、僕が同じく最近関わった内容なんですが、建築美装の中で、所謂、中古マンション全体の大規模修繕工事を一日かけてという奴です。(実際は当然1日では終わりません(笑)これは、恐らく想像されると、大規模・大がかりという事が想像出来ますよね?僕も想像致しました。

 

マンション、アパート、ビル等は、新築された後は、当然ながら、綺麗ですよね。ただ、その後に5年、10年等年月が経つに連れて、ありとあらゆる部分が、当然ながら痛んできます。特に建物の外壁の劣化が一番顕著に現れるので、大規模修繕工事には、塗装業者さんが、欠かせない存在になるかと思われます。で尚且つ、高さも高層階であればあるほど、上で作業を行う為に、足場を一階から順に組み立てなくてはならないので、建築業者さんも当然、欠かせない存在になると思います。で、ハウスクリーニング業者(清掃業者)は、何を行っているのかというと…単純に建設業者さんや塗装業者さんが、作業後のゴミ、汚れ等を取る役割になるかと思われます。

 

で、その汚れが、どういった物で、どういった内容になるのかというと、例えば、建築業者さんが、足場を組み立てます。足場を組み立てた後に、周辺にホコリや釘等のゴミが出ます。そういった物を取るような形になります。勿論、塗装業者さんの後にも、同じように行います。外壁工事の場合は、塗装後の塗料等が現場周辺に落ちたりするので、そういった物を剥がしたり、ゴミを取ったりします。で、結構これが大変なんです。塗料は、シンナー等で対応。それ以外の汚れでは、床面に剥離剤等を使用しないと取れない汚れも出てきます。で、更には、どうにもならない汚れもたまに出てきます。こういった汚れやゴミを取り、工事後に中古マンション全体を綺麗にする作業が、一日行われます。

 

で、こういった大規模修繕工事の完了までの流れといいいますか、有る程度の順序で進まないと終わりません。

 

  1. 足場を組み立てる
  2. 外壁塗装を行う
  3. 内部塗装も行う(手摺や、廊下、階段、エレベーター等)
  4. 1~3全てが完了に合わせて、建築美装を行う。

1~4全て完了後に、大規模修繕工事の完了。規模等によりますが、大体の流れは、こんな感じになるかと思われます。

 

 

この仕事内容の大変な事を見て行きます。

 

1.高さ…階層にもよりますが、恐らく最低5階の高さでも、難なく下を気にせず(高所恐怖症の方は、見ない方がいいです(怖)当然、安全に作業しないと危険です。

 

2.気候…最上階が、吹きさらしや屋外でしたら、雨、風、暑さ、寒さ全て作業者にもろに喰らいます。最近の地震や台風、暑さ等、運が悪ければ、本当に命を落としかねないと思います。現場の方々は、当然、慎重かつ安全具類を装備して、保険にも入っておられる方が、殆どですが、基本、自己責任で考えないと務まりません。身体は一つだけですから…

 

3.納期…予定されている完了日時までに終わらない場合が、焦りも出てきます。ただ、僕はこういった仕事内容は、遅れても「安全第一」でいいと思います。夜間まで暗い中、一日作業を行うのはより危険かつ効率が落ちるので、災害が出るくらいなら当然、遅れるのも仕方無いと思います。

 

初めて行った作業現場が、京都市内の5階建て中古マンションでした。屋上が吹きさらしの炎天下で、恐らく気温38度付近くらいで、地面は更に熱く感じました。住民さん(おばぁちゃん)に、ありがとうという感謝の言葉を頂き、少しでもお役に立てているのかなという感覚になりました。

 

 

 

 

 

 

下手な文章力にここまでお読み頂き、感謝致します。有難う御座いました。

 

それでは、今日は、これにて失礼致します。