油との戦い!高槻市内の飲食店にて、リピートにて厨房清掃作業
こんばんは。
昨日は、前年度に初めてお世話になりました焼鳥屋さんでのリピートの定期清掃作業になりました。
こういった飲食店での作業というのは、作業を行わなかった期間、溜まりにたまった油汚れが蓄積されやすくなります。
2ヶ月おきに一度という形での内容になりますが、これが、3カ月おきなり、4カ月おきと期間が空けば空くほど、油汚れの度合も進行致しますので、このくらいのスパンがちょうど良いかなとも思います。
それでは、今回は、ストーリー形式での画像付きでの内容になりますので、宜しくお願い致します。
向かったのは、大阪府、高槻市内の某焼鳥屋さんでした。
因みに、ぼくの家からめちゃ近いのが有り難いです。
入った所見渡しますと、イスやテーブル、食器など有ります。
1.先ず、作業を行いやすい状態に、物の移動などを致します。
こういった物を安全な場所に移動させておきます。
飲食店で置かれている物は、とくに割れ物が多いので、注意して慎重に動かす位置を決めて移動させるのが良いと思います。
その際に、配置などを間違わないように、基本的には画像を撮っておきます。
2.清掃箇所の周辺の場所を養生します。
今回の対象箇所は、天面にある銀色のフードの内部、外部になりますので、その周辺は、こういった箇所になりますので、一通りまんべんなく、ビニール養生にて、油やコゲ、洗剤や汚水の飛散防止の為、養生を行います。
すぐ上の画像は、焼鳥の焼き機があり、その真上に対象のフードの内部、外部になりますので、対象箇所付近の養生は、多めに行うくらいの方が、ぼくは良いと思います。また、養生を貼りつける際に、壁面にテープを張る場合などは、クロスなどの状況を確認して、テープごと剥がれてしまわないかどうか、一度少し様子をみるくらいが良いと思います。
3.取り付け部品類を取り外す。
フード内部及び外部には、いろいろな取り付け部品類が設置されておりますので、それらをまとめて外していきます。
こういった飲食店用のフード内部及び外部には、主に4種類程有ります。その更に上の方は、下記の参考サイトにて。
・油受けケースなど
・グリスフィルター
・Vバンク(又はフィルターケース、フィルター受け)
・防火シャッター
主にこの4種類になりまして、今回の作業につきましては、グリスフィルターは含まれておりません。恐らく、お店の方が日常的に清掃されているので、そういった状況かと思われます。
油受けケース、グリスフィルター、Vバンク、防火シャッターを一気に外しに掛かります。
取り外したVバンクです。初めて向かった時よりも、汚れの進行がマシでした。
防火シャッターです。同じく、進行がマシでした。
油受けケースは、小さいので、画像には有りませんが、基本小さな入れ物です。
グリスフィルターも画像には有りませんが、前回から範囲外と汚いので取り敢えず自粛です。
4.部品類を洗剤に漬け込む。
取り外した部品類を、一旦、洗剤に漬け込みます。この時に、何か適度なサイズの入れ物のような物に、洗剤、水、温度調整した状態で行う事をおススメ致します。(ぼくの場合は、道具を入れているケースを活用しております。)
こんな感じで、こちらは、取り外した油受けケースなどをまとめて漬け込んでおき、その上に防火シャッターを漬け込む予定でした。油のドロドロが、どんどん浮き上がっているのがお分かり頂けるかと思われますが、アルカリ洗剤を水で希釈して、概ね40~50度の温度で、キープしておくのが油を浮かせる効果があると言われています。
とくに、飲食店での油汚れの除去には、こういった温度調整はかかせないくらいキツくドロドロかと思われます。
5.フード内部、外部と順番に、行う。
当然ですが、フードの内部の方が、基本的に油汚れだらけです。下で調理を行っている料理の内容によっては、コゲなども付着しております。こちらのお店ですと焼鳥屋さんですので、コゲももちろん、付着しておりました。
フード外部の方は、殆どうっすら加減という感じで、画像での見た目は綺麗です。
フード内部、外部と共に、ぼくはこちらでの現場は、40~50度のアルカリ洗剤を希釈したものを噴霧器で、一気にまいておきます。その後に、油やコゲの浮き、和らぎ加減に応じて、3枚刃でそぎ取る。そしてキツイ場合は、また巻く、そぎ取るを繰り返します。
繰り返し行いこういった感じに仕上がります。
油の曇り加減が無くなっており、銀色がくっきり浮かびあがりました。
6.漬け込んだ部品類を、洗浄し、取り付ける。
フードの内部、外部の作業を行っているうちに時間経過致しますので、その間の時間で予め漬け込んでおりました部品類の油が浮いてきておりますので、取り出すなどを行い、洗浄、拭きあげ、取り付けにもっていきます。
Vバンクの洗浄後です。ピカピカになりました。ただ、こちらに関しては、寸法の兼ね合いで、ケースには漬けこめず、フード内部、外部と同時に噴霧器で先に洗剤を巻いておきました。
Vバンクの上に有る、防火シャッターです。同じく綺麗に仕上がりました。
そして、最後は、取り付けます。
外側にも、油受けケースを取り付けます(対角線上に有る物です。)
その後に、養生を剥がして、食器類やイスなどをもとに戻して完了です。
以上にて、飲食店(焼鳥屋さん)の厨房内部、外部清掃は、完了致しました。
初めて向かった時には、良くわからない点があり、元請け社長が手伝って頂く形になってしまいまして一日ハマってしまいそうでしたが、今回2度目からは、ほぼほぼ思った通りな感じですっきり完了です。
朝8時~12時30分くらいに終了なんで、4.5時間終了です。また2ヶ月後にも、リピートとして定期清掃という形がございましたら、ジワジワ段取りよく早く終われる自信が付きました。次回は、4時間以下を目指します!
いつもお世話になっておりますH社様、焼鳥屋さんの店長様、ありがとうございました!!!
油との戦いで疲れ果てた道具達です…
汚れた道具のお掃除、お手入れも欠かさずに!(このうち、両面ブラシ、銀タワシ、黄色タオル6p、白色タオル(頭部の養生用)メラミンスポンジ2pなどは廃棄です。)
では、またの機会が有りましたら、よろしくお願い致します!
お疲れ様でした~!!!
各部の名称や役割についての参考サイトです!
<関連記事>
まとめ
1.飲食店の厨房清掃及び関連する内容は、周辺の物、養生を大切に!
2.油汚れは、温度調整と時間経過を利用致しましょう!
3.油汚れで、ギトギトの道具も洗える物はキレイにして、次に備えましょう!(余りにダメな物は廃棄ですが…)
以上、下手な文章力ですが、ここまでお読み頂き、感謝いたします。ありがとうございます。
ご覧頂きまして、何か、ご連絡、ご質問、ご相談等がございましたら、業者さまも、店舗さま、一般の方もコメントの方、よろしくお願い致します。
尚、メールアドレスは、非公開ですので、プライバシーは保護されますので、よろしくお願い致します。
それでは、今日は、これにて失礼致します。
この記事へのコメントはありません。