ハウスクリーニングの市場規模、内訳、経営、仕事内容に関して。
こんにちは。急にジタバタするようになった間を見て、記載中です。
今月は初デビューの内容が多くなり、その段取りや道具の調達などに色々と時間を割いてしまい、ようやくの今月2記事目になります。因みに初デビューは…
・エアコンクリーニング(ロボ無し)
・戸建ての空室ハウスクリーニング
・一人でキャパオーバーの為、初の応援依頼
という感じの初デビューという状況です。
さて、前置きは少なめになりましたが、今回のタイトルは、頭が痛い内容かつ気難しくはなりますが、宜しくお願い致します。既に頭が回って無いかも知れませんが…(苦笑)
市場規模
ハウスクリーニングの市場規模、及びそれに関連する清掃業界の市場規模について、とある統計のあるサイトで、調べてみました。
色々と区分けのされ方があり、一概に言えない所である数値ともとれるかもしれませんが、単純に…3種類に分けました。
1.ハウスクリーニング…約8000億円(2018年時点)の統計です。
2.ビルメンテナンス…約3.8兆円(2015年時点)の統計です。
3.建築美装…全体では52兆円(2016年時点)の統計です。あくまで、全体の統計ですので、そこに掃除屋さん及び美装として、関わる比率は0.1%という記述がありました。従いまして、掛け算にて5200億円という結果になりますね。
大まかに清掃に携わるという場合において、3種類に分けましたが、中でも、今後の動向という意味合いから、これからどう向かっていくかという状況に目を向けておりますと…
1.ハウスクリーニング業界については、今後、1兆円規模の右肩上がりに向かっていくという記述がありました。ただ、民間データを元に調べたという所もあり、僕の考える限り、確実な根拠という意味合いでは、少子高齢化という事が、そのように繋がっているのでは無いかと思われます。
2.ビルメンテナンス業界については、顧客の定着率そのものは高い数値が出ておりますが、深刻な人材不足という統計がでており、今後の課題とされているようです。年々、減少する働き手の人口減少を2020年より、新たに外国人労働者という思案も出ております。そうなってくると、日本人の賃金自体にも影響しかねない大変な事が待ち受けていると思います。
3.建築美装業界については、東京オリンピック前の需要が、今後は落ち着く見通しとされております。そう、これまでは市場規模が上がっておりましたが、東京オリンピック後を機に、有る程度の落ち込みは、想定されるとの記述が有ります。2.同様、スーパーゼネコンや大手ゼネコンにも外国人労働者を受け入れる体制も既に進みつつあると思われます。実際に僕も、現場ではチラホラ間のあたりにしておりました。
清掃に関わるという意味では、現時点では、合算値にはなりますが、約4兆~5兆円の産業という感じになるかと思われます。
内訳
主に内訳と致しましては、
1.ハウスクリーニング業界では…
・不動産会社などから経由する空室清掃。
・リフォーム会社などから経由する空室及び在宅清掃。
・個人宅などから経由する空室及び在宅清掃。
の3種類がメインです。
2.ビルメンテナンス業界では…
・主に、都心部のビル。
・商、工業施設や店舗。
・公共及び民間福祉施設。
の3種類がメインです。
3.建築美装業界では…
新たに大がかりに建築されるもの全てになりますが、基本的に多いのは…
・商工業施設
・公共民間の福祉施設
・集合住宅
の3種類がメインです。
1~3、内訳が大まかにされておりますが、数値的なものは盛り込んでおりません。建物が新たに立つ。そしてその後に、建物を維持するという意味合いでは、清掃業は、欠かせない存在にはなりますね。ただし、立ち位置が違いますと、非常にハードな仕事内容になります。これについては、今回は割愛致します。
経営
そういった感じで、これまでの流れで、清掃業に携わり、中でもハウスクリーニング業という市場規模だけに関して言えば、全体の数値としては、1~3の中では、一番低い数値になります。従って、上記の3点の中で、1.をとにかくメインに経営を考えたいという場合には、恐らくぶちあたる壁があります。
それは、市場規模だけで言えば、小規模になりますので、年間通して、ハウスクリーニングだけを主業と考えるもしくは考えたい場合…
・年間通してのニーズに応えなければならない事
・顧客への絶対的な信頼を得る事
・最終的に一番大事なのはハウスクリーニング作業よりも営業を欠かさない事
だと思います。
因みに、これまでの僕の状況はというと…、忙しい、所謂、繁忙期には、ほぼほぼご依頼頂けます。何故なら何処も手が回らないかつ人手不足のこの状況だから。単純です。(苦笑)
ですが、それは今後の経営にとっては、一時的なものにならないよう、信頼を得る、発展する、提案する、最終的には営業力といったありとあらゆる手段が、求められると思います。
そこがハウスクリーニングの難しい所でもあり、課題とされる所だと僕は思います。
これまでの経緯で、ハウスクリーニングをメインに個人事業での経営をされている方々を、色々と見てきた状況についての感想ですが、基本的には何事にも…
・シビアで細かい。
・向上心を持っている。
・決断力早い。
そういった点が共通する点です。また、同じ清掃業でも逆にハウスクリーニングは余り好きじゃない、合わないからやらないなどという感じでビルメンテナンスメインになった方もいたり、同じ清掃でも流動化が起こる所があります。
で、結局の所、根本にはなりますが、経営とは何か?について僕は、色々と調べました。めちゃくちゃ頭痛い内容です(苦)
経営とは…
読んで字の如くでは、「営みを経ける」という言葉になりますが、要するに、永遠に営業をし続けるという事ですが…
これは、色んな側面から見方が有ります。
例えば、僕のように個人事業主(及び一人親方)で有る場合、僕が死んだら、後継者が居なければ、単純な話、それで倒産です。
では株式会社で有る場合、従業員を雇っている場合は、経営が続いている状態では、次期、代表者を選出すれば、経営を続けられます。居なければ、基本的には、倒産です。
2点の違った見方から単純に考えた場合、経営を続けるという事においては、どちらの側面から考えても、利益が出ない、赤字が続いている状態では、勿論、倒産及び休業などが待ち受けております。休業は倒産では無いですが、営みを経てるという意味では、長期間、休んでいる状態では経営では有りませんからね。
ですので、最終的には、利益を出した状態で、経営を続けて行くというのが、最終地点になりますが、この利益を出し続けた状態で、続けられる期間というのも、おおまかにデータが出ております。
起業後の会社生存率という物を調べてみましたが…
起業後…100% 当然ですね。始まったばかりで何もしてませんからね。
1年後…40% 半分以上減りましたね。色々と課題などが出てくるのでしょうね。
5年後…15% 100人居たら、15人しか残りませんね。期間が経つ度にどんどん減ってきます。
10年後…5% もはや、一握りとなります。
こういった流れでいきますと、1年後以降から10年後に、大幅に減っていきます。
僕も、もう少し経てば、起業後1周年を迎えます。苦しい時期ばかりで、毎日とは言いませんが、殆どの日が、泥まみれになっているような状況です。幸い、40%の中の部類にはならなかったのですが、これから先、こういった統計の振いにかけられていくのは、当然だとも思っております。
その中でも、僕はこの「経営」という小タイトルに対して、どういった考え方で、利益を出し続けて営業を続けていけるかという事を、真剣に考えていかなければいけない時期がきているという事です。しっかりと考えて行動できる心構えでいなければならない状況です。ここが、これから一番僕にとって重要な所だと思います。
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仕事内容
ハウスクリーニングを行う為にも、色んな仕事内容が有ります。大きく4つ。
1.「営業」…読んで字の如くです。新規も既存もお客さんを確保し、リピートしていかなくてはなりません。どういった方法であれ、これは人に寄りますが、僕はインターネット主流による口コミ拡散をと考えております。真夏や真冬の時期の悪天候の際にも、外へ出て、何社も何人も回ってという時代は、とっくに終わっていると考えているからです。
空いている時間には、必ずブログや他のPCによる集客作業、そして何かのついでに営業、こういった事も視野にいれて行きたいと思います。
2.「現場」…いざ受注をした場合、当然ですが、各現場に作業に向かわなくてはいけません。遠い現場や近い現場、更には、うるさい現場や甘い現場、色んな現場が有ると思いますが、現場では、色んな方と知りあう事が出来ます。そして、色んな難題が発生したり、ノウハウを盗んだり、ダメな所は、あちこちで、指導頂く事もあり、勉強になります。それら全ては、必ずや今後自分にとってプラスになります。
遠くに向かい過ぎて、経費でほとんど利益が出ないといった形や帰宅が深夜になるなどといった状況を極力避けていかなくてはなりません。また、仕事が無く現場に向かう日が無い場合は、1.3.4などで出来る事を進めていけばいいと思っております。
3.「仕入」…有る程度の道具類が揃って、仕事をお請けする段階になってからは、色々と道具が潰れたり、消耗品などを買い足す場合などが当然発生致します。いかに早く、使い易くて効果の有る物を、少しでも安く厳選して購入していかなければなりません。
仕入れについては、インターネットでの発注ばかりに頼るよりも、近場で物を見て触って、調達する事も普通にあります。これは、送料を払わなくていい場合がある道具がある事と、道具はなるべく自身の目で見て、触ってという感覚を忘れないようにしたい為です。僕は素人上がりで長年の職人さんとかでは有りませんが、ここは、アナログ感が大事な部分があると思ってます。
また不要になった道具類の管理や処分の仕方も限りなく、ゴミとしないよう、リサイクルショップやインターネットオークションを利用するのも有りだと思います。
4.事務・その他…僕が一番面倒で嫌いなのがこの仕事内容です。(苦)月末~月初にかけて請求書や逆に請求される場合も、今月は初めて発生致しますが、とにかくエクセルと数字とにらめっこの連発です。更には、経費請求の領収書を探したり何だりで、半日くらいは、作成や処理に追われていて、もっとより簡素化したいと考えております。
紙やインクが勿体無いのと郵送手続きが時間がかるので電子文書化で、ペーパーレス化を図っている事に協力頂いている業者さん及び逆に依頼される業者さんもあり、ペーパーレス化は少しづつ進んでおります。
他には、車両のメンテナンスや、車の規模の拡大なども視野に入れつつ有ります。(さすがに道具の入れ替えとかがもう面倒になったりなどの状況になり(苦))
という感じで、今回のブログは、勉強嫌いな僕でも(苦笑) 、久しぶりに余裕のある時間が持てましたので、頭の痛い内容だらけでは御座いましたが、これにて…
<関連記事>
営業について…
仕入れについて…
事務・その他について…
まとめ
難しい内容は、一旦頭を整理して、リセットしましょう!
ん~…、あかんな。締めくくり方が、まとまって無いかも…(泣)なんだかんだで、5000文字手前…頑張った方です(苦笑)
以上、下手な文章力ですが、ここまでお読み頂き、感謝いたします。ありがとうございます。
ご覧頂きまして、何か、ご連絡、ご質問、ご相談等がございましたら、コメントの方、よろしくお願い致します。
尚、メールアドレスは、非公開ですので、プライバシーは保護されますので、よろしくお願い致します。
それでは、今日は、これにて失礼致します。
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