2LDK リフォーム後 よくある質問 ハウスクリーニング
こんにちは、激動の3月を乗り切ったので、今月に入り、比較的落ち着いてきましたので、連載で記事を書いております。
今回は、前回より間取りに「L」が付いた状態でのハウスクリーニングでの内容となります。
向かった先は、尼崎市内のとあるマンションでした。
2LDK
今回の間取りも、先月度に多かった1R、1K、1LDKなどの主に独り暮らし用の間取りから、社会人、カップル、ファミリーなどへの間取りと段々と広くなってきました。一人で、ハウスクリーニングの仕事を請けて進められる間取りが広くなれば、なるほど僕は嬉しくなります。
当然ですが、よっぽどでなければ、間取りに応じて、発注金額が大きくなるからというのと、多少、間取りが大きくなっても、やってくれるだろうと信頼頂いているからでしょうかね…
ただ、一人で行う範囲にも、さすがに限界があります。それがどこまでの間取りか…という事になってくるかと思われますが、今の所、この間取りでも汚れの度合いによっては、1日でこなせないかもしれません。ましてや3DK、3LDKとなってくれば、この業界では、工期を2日なり見たり、1日で終えれない場合を想定して元請けさんからは、予備日というものを予め設けて頂く形になります。今回は、予備日を頂いておりました。
リフォーム後
今回も、リフォームを行った後のハウスクリーニングになります。何処をどうリフォームを行ったかというのも今回は直接、管理頂いている方とのお話と状況を見て、行った箇所もお聞きしております。見た感じでは直近で、クロス、フローリング、トイレ、洗面台については、リフォームをされていたかと思われる状況でした。
今までの経験上、リフォーム絡みのハウスクリーニングでは、取り替える箇所は、殆どが、エアコン、クロス、フローリング、水回りの箇所で、逆に殆どいじらない箇所は、ベランダ、サッシ、窓になります。恐らくリフォームを行う上で、一般的にメインの箇所は決まって来るのでしょうね。
で、こういった経緯からハウスクリーニングを行う上で、ポイントという物が出てきます。ここをより綺麗に仕上げておけば、お客さんも満足して頂けるポイントという物が…
で、今回は、こういったポイントという物も意識して、作業にかかりました。
今回も、2LDKは初めてなんで、気合いを入れてスピードを2倍近くに上げた為、ビフォー画像を取っている時間が勿体無いので、仕上げ画像のみです。
先ずは、ベランダ、サッシ、窓からです。
リビング側のベランダ、窓の仕上げた状態です。ここでの想定したポイントです。
・ベランダ…外溝、及び、排水溝口付近でした。
・サッシ…四隅のゴミと特に下のサッシレールの部分でした。
・窓…上側の窓がガラス張りなんでしっかり拭き残りが無いかでした。下半分は擦りガラスなので、そこまでは気にしませんでした。
今度は、和室に有る小窓です。
殆どが擦りガラスでしたので、ここでのポイントは…
サッシの方に力を入れる事でした。
更には、玄関側の洋室に有るベランダ、サッシ、窓です。
ベランダ…1枚目の擦りガラスの反対側は、駐車場になるので、水が出ないように作業する事。2枚目のパーテーションの有る裏側が、供用部の廊下になるので、水が向こう側に出ないように作業する事。
そう、いずれも水が外側に散れば、人がいるかも知れないという想定を心がける事。
すなわち、こちらのハウスクリーニングは、やたらと、ベランダ、サッシ、窓が多い理由は、前回ブログで記載致しました「角部屋」である立地のため作業箇所が多くなっている為です。
次にお風呂に向かいます。
ここでのポイントは…
排水口回り、鏡の2点でした。勿論、他の箇所もやっておりますが…真ん中やや右にある四角い部分の下に排水口、画像には見えませんが、その右上に鏡という設置でした。
排水口には、事前に塩素を巻いておりましたので、巻いてから数時間後に、シャワー+ブラシでスピーディーに完了です。
鏡は、僕は、事前作業は行いません。ウロコの加減などを判断して行うので、エプロン(外さないと見えない浴槽下もしっかりやってます)をはめ込み、壁、金属品などを行ってから慎重に行ってます。
鏡を行う時には、僕は今の所、ウロコが浅い場合は、水+ダイヤモンドパッドのみです。ウロコがキツイ場合は、酸性洗剤+メラミンスポンジORダイヤモンドパッド+1枚刃もしくは3枚刃です。勿論、他のやり方もありますが、ここでは省略致します。
今回はスピード重視でしたので、普段はお風呂の後にキッチンに向かいますが、洗面台に向かいます。
ポイントは…
鏡、陶器類、排水口でした。
洗面台の鏡は、お風呂程、汚れていません。これは何処の家庭もほぼ鉄板です。ですので、水拭き、空拭きで大体は済みます。
陶器類も、よっぽどの汚部屋では無い限り、洗剤無しで行えます。
排水口も、事前に塩素を巻いているので、水+ブラシで直ぐに終えれます。
ここでもポイントの箇所しか行っていないと思われているかも知れませんが、歯ブラシなどを置く棚を外してその裏側も拭いたりしております。実はこういう見えないもしくは、一般の方が見ないような箇所が汚れているのが事実なのです。
またこういった事は、別記事で記載しますので、今回はここまでで省略致します。
ついでに、洗濯パンも排水口及び、その周辺には、カビがきつく生えていた箇所があったので、コーキングに事前の塩素巻きでは取れず、再びキツイ箇所にはキッチンペーパーで漬けて放置でも、ギブアップで、カビがコーキングにめり込み状態でした。
次も順番を替えてトイレに向かいます。ここでのポイントは…
光る箇所…このトイレですと、便器左側の水道栓、右上のタオルかけです。ここにはしっかり拭いておきます。勿論ですが、それ以外の箇所も行ってます。
で、設備類で最後に今回はキッチンに向かいました。
ここでのポイントは…
レンジフード内の網、レンジフード回りの汚れ、キッチンとシンクの汚れとなります。 (レンジフードの画像は広くて画像には収まらずです。)
レンジフード内のアルミの網…比較的汚れていても、洗剤の力でなんとかなります。実は、それ以上に大変なのが、その中のシロッコファンなのです。それを一般の方はあまり、知りませんし、見えませんし、気にしません。それがハウスクリーニングの現状なのです。両方とも行っておりますが、このシロッコファン及びキッチン、シンクについては、また別記事にて記載したいと思います。
レンジフード回りの汚れ…同じく汚れていますが、手が届きにくいなど作業がしにくい場所が多いので、事前にアルカリを噴霧したりして、油を和らげてから作業する事があります。
キッチンとシンクの汚れ…キッチンによくある焦げて錆びてしまっているの状態の物は、サビ取り剤を使えば何とかなるものもあるかも知れませんが、基本的には、別金額になったりすると思いますが、これは業者さんによります。一般の空室清掃では行っていないのが現状です。それ以外の油、水垢汚れなどを除去します。
建具などを行います。画像には有りませんが、クローゼット内のパイプ汚れや巾木にある糊汚れ、リモコンやコンセント類に乗ったホコリなどがポイントだと思います。
最後に床に入ります。
ポイントは、ワックスをかけた際に、どれだけ光っているかをお客さんは、見ております。これは光沢性の高いワックスを使えば、光らせようと思えばより光らせれるかと思いますが、僕はハウスクリーニングの根本は、光らせる事では無く、汚れを取る事だと思っておりますので、余裕が出来たら良いワックス(店舗用などでは無いので、今の物でも基本的にハウスクリーニングには充分だとは思っておりますが…)をと考えたいと思います。
よくある質問
今回は、2LDKというのと、大家さんとの連絡のやり取りという点の2点の初めてずくしという点があり、最後に大家さんから頂いたよりお客さん目線という質問という点をQ&A方式にて記載致します。
Q1.「コーキングに付いてしまっている茶色い汚れや黒い汚れは取れないの?」
A1.「これは、茶色い汚れはキッチン回りの油汚れですが、コーキングという素材がゴムの為に、期間が経ち過ぎますと、ゴムそのものに汚れが入り込んでしまってしまいます。その為に、表面の汚れを落とす作業にならなくなります。黒い汚れにについては、カビになりますが、同じく期間が経ちますと、汚れが入り込んでしまうんです。両方とも、コーキングの打ち替えを行う以外に有りません」
Q2.「クロスの汚れや破れは、何とかならないの?」
A2.「クロスそのものは、基本的にハウスクリーニングの範囲外ですが、明らかな汚れは、より汚れが、酷くならない程度には拭いております。」
Q3.「床面のワックスは、もうちょっと輝かないもの?」
A3.「基本的に、樹脂ワックスで良いものを使えば、輝きは増すとは思いますが、今回の床面は、白色の床になりますので、見た目と光の差し込み加減では、やや分かりにくいかも知れませんが、その方の持っているワックスにもよります。僕は、家庭用の樹脂ワックスで、今の所、店舗用などのワックスは使っておりません。」
そんなこんなで、8時開始のお昼休憩など40分込で、幸い18時終了で、予備日を使わずでした。
その後、大家さんと一緒に今度は、ポストのダイヤル錠の取りつけの雑工事というお手伝いも有りましたが、ダイヤル錠が潰れてしまい、残念の帰宅となりました。(本来ここは別料金になるとは思いますが、取り付けれない状況でしたたので、特にそこは元請けさんに触れませんでした。)
はぁ~、とどめに今日は、記事、4000文字を記録致しました(苦笑)
まとめ
一人で行える仕事、作業、範囲、時間を最大限に増やしましょう!
以上、下手な文章力ですが、ここまでお読み頂き、感謝いたします。ありがとうございます。
ご覧頂きまして、何か、ご連絡、ご質問、ご相談等がございましたら、コメントの方、よろしくお願い致します。
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それでは、今日は、これにて失礼致します。
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