天井 壁などの高所のハウスクリーニングの手順とコツ
こんばんは。宮本です。
大変ながらくぶりの、ブログ更新です!!!
さまざまな諸事情があり、一旦、落ち着く頃を見計らい、ブログを休止中でした。
また、徐々に再開していきたいと思います。
ハウスクリーニングでは、天井や壁には、さまざまなお掃除箇所があります。
天井から上げていきますと…
1.テラスに関して…
主に、高級なマンションや一戸建てに、設置されておりますが、これが以外と嵌ります。
だいたいが、こういった箇所は、透明のアクリル板等で、覆われている事が多いのですが、
意外と汚れております。主に、外側の排気汚れや、砂塵やクモの巣など、さまざまな外側の
汚れが多いです。作業は経験上、地道にスポンジで軽く擦り、拭き上げが多いです。
高圧洗浄機等の威力のある作業は、板が破損しやすいので、避けた方が良いと思われます。
2.エアコン(主に業務用等)に関して…
ほとんどが、業務用の場合が、天井に設置されている事が多いです。
安全な高さの脚立を選択して作業を行う事が、基本だと思いますが、登り降りの数が多いので、
より少なくするために、腰袋を着用したり、工夫を凝らす方が良いと思います。
3.照明に関して…
ぼくは、ふだん、シーリングライトが、設置されている現場が多いです。
ふだんは、こういった箇所は、ライトのカバーを外す。→ホコリや、油汚れを除去。→元に戻す。
という感じで行います。
これが、雑工事等に発展しますと…シーリングライトの撤去という場合にも発展します。
この場合は、取り外した物の撤去のみで、追加金額を頂けるという形になります。
これは比較的、美味しい内容でしたが…(これ、要は前入居者が高所過ぎて、引っ越しの際に、ライトを撤去できない場合だからです。)
ただ、僕もこれを経験した現場が、かなりの高所で、正直、危険な作業部類でした。
脚立、最低高、7尺を室内に持ち込まないと、そもそもシーリングライトまで届かないのです(苦笑)
さらには、脚立の天板に乗らないと、シーリングライトに届かない。本来は、安全のため、脚立の設置が安定しないので、基本的には、脚立の天板には、人が乗ってはいけません。
こういった作業を行う際には、より余裕を持った高さの脚立で天板に乗らなくてもいい高さの脚立をもちこまないといけないです。ちなみにぼくが行った間取りは、1Kですが、ロフト付きのいわゆるデザイナーズマンションです。
今年に入り新しいお客さんで、毎回毎回、脚立7~8尺を室内に持ち込まないといけない為、相応な条件でないとやらない事に致しました。脚立を室内に持ち込む際にすでに、クロスやドア等の接触の危険もあります。
「現場の作業者の安全よりも、物件が問題なく、こなされる事しか考えていないその取引先の体制」
そこに、ぼくは疑問を抱かずには、いられませんでした。
ぼくも、これまでに何人もの作業者の方々が、さまざまな現場で、ケガしたのを見てきております。
あれほど危険な状況を繰り返していれば、いずれは脚立から落下してしまう事があるだろうと思いました。
その後に、何人怪我人がでようと、ぼくは知った事ではありませんが…その体制その物が、ダメだと感じておりました。
4.換気扇について…
だいたいが、水回り付近にあるものを、取り外して、汚れの除去→取り付けという具合に、先程と同じような感じで行います。
ここでいう換気扇は、トイレ、脱衣場、風呂場、キッチン、ほぼこの箇所の天井に設置されている換気扇になります。
少し高所で、面倒な箇所は、そのうちほとんどが、風呂場とキッチンです。
風呂場…カワック等がある場合や、ふつうの換気扇がある場合の2種類になりますが、別途で換気扇洗浄及び、シロッコ洗浄を行う場合が、意外とやりにくいです。
天井を目掛けて、インパクトドライバーを使用したり、少し暗所なので、ネジが見えにくかったり等、さまざまな「やりにくい」が生じます。ただ、さすがに脚立を7尺までの高さに使用するようなお風呂場の天井は、ハウスクリーニングでは、いまの所、まずありません。
いっとき、某大学のラグビー部の寮の協力作業の現場で、お風呂場の天井のカビ除去でも、5尺まででした。
キッチン…天井設置型の古い換気扇、フード部分になりますが、取り外しができる場合が、ほとんどの為、お風呂場ほどは、苦戦しない場合がほとんどです。ただ油でギトギトで、ネジが周りにくい場合は、周辺の油の除去や、ドライヤー等で、温めてます。
5.屋根裏について…
こういった箇所は、よくある酷い汚れは、カビの繁殖が進んでいる可能性がある事です。
さらには、シロアリ、ネズミ、ゴキブリ等の害虫類も注意です。
最近では、その上で、水漏れが発生したため、カビの除去及び、防カビコーティングという
一風、変わったお仕事を、水道屋さんからのご依頼がありました。
その節は、N社様、ありがとうございました!
たったの約2時間という短時間でしたが、その後にまた、防カビ案件が来ましたので、洗剤の使い道が
出てきましたので、感謝感謝です。
という感じで…
壁面で上げていきますと…
これまでに、壁面は、ほとんどがクロスのホコリや汚れの除去というのが、王道でした。
が…基本的にハウスクリーニングは、クロスは対象外なのです。勘違いされている業者さん、
お客さんが、多いのですが、クロスは、張り替えや補修が絡みますので、別途対応という
形で、やや守備範囲が異なるのです。原状回復一括という分野では、避けられませんが、
空室クリーニングという範囲では、ほとんどサービスで、簡易的な清掃のみです。
そして、壁面での作業なのですが、またしても防カビ作業での内容です。
府営団地での壁面のカビ除去→防カビ→壁面塗装というこれまた一風変わった現場での実画像です。
もともと、コンクリ塗装という仕様の団地の現場で、塗装が剥がれ、周辺にカビが繁殖しているとの事です。
養生、カビを除去→防カビコーティング→塗装中の状況です。
あとは、ひたすら塗装で塗り込む作業です。
ま、塗装屋さんの気持ちが分かりました(苦笑)
二次災害で、他の箇所に塗装が付かないようにってやりにくいです(苦)
なかなか乾かないので、ドライヤーとブロアーの二刀流で、無理やり乾かしました(汗)
防カビ、壁面塗装の作業でした。またしてものたったの約2時間の作業。
あ、因みにワタクシ、掃除屋さんです。(苦笑)
でも、K様、素人塗装に満足頂けまして、ありがとうございました!
今後のお掃除シーズンに向けまして、大掃除等お考えでしたら、
ゼヒトモ!(笑)宜しくお願い致します!
これに関わる、ポータルサイトZ社様、それまでに合計4件の案件獲得のお力添え、
ありがとうございました!ようやく、実ってきましたので、口コミ依頼を致しました。(これが、面倒臭くて書いてくれないお客さん多いのですが…(苦笑)
まとめ
・天井のお掃除は、高所に絡むので、安全第一!!!
・壁面のお掃除は、やってみて勝負もありかも?です!(自己責任にて)
以上、下手な文章力ですが、ここまでお読み頂き、感謝いたします。ありがとうございます。
ご覧頂きまして、何か、ご連絡、ご質問、ご相談等がございましたら、業者さまも、店舗さま、一般の方もコメントの方、よろしくお願い致します。
尚、メールアドレスは、非公開ですので、プライバシーは保護されますので、よろしくお願い致します。
それでは、今日は、これにて失礼致します。
(以下、過去記事になります。)
こんにちは、約10日ぶりのブログ、再開致します。
大体、遅れがちでも5日ぶりくらいなのですが、今回、そこに至る状況は、色々と精神的にまいっていたなどあらゆる面から、パソコンの前に向かえ無かったという状況かと思われます。
さて、今回は、天井、壁などの高所のハウスクリーニングの手順とコツという事で、掃除を行う場所が、主に高い場所の場合の手順やコツを記載したいと思います。
1.天井
高さは建物によってピン切りですが、今回は、店舗内で約3m~約4mの位置で拭き取りの場合です。
このような感じで、主に天井に付いた手垢や砂埃を拭き取る作業です。
手順…こういった現場状況の場合、障害物が当然、下にあります。更には、他の業者さんも天井上部で入り込んで作業などを行っておりますので、そういった箇所は、作業が被るので、なるべく避けます。で、そういった条件で行う場合は、上記画像のようにパネルの1区切り毎に、縦か横かの1列に端から端に向かって行います。
道具類…バケツ(水)、タオル4枚程、立ち馬
コツ…汚れの内容が、手垢、砂埃の2種類なので上記の道具類で済みました。
濡れたタオルで、拭く→乾いたタオルで更に拭く→手垢などがきつい箇所はもう一度繰り返す。これを順にこなします。こなす上で、濡れたタオル及び乾いたタオルは、2枚分まとめて使うと更に効率よく進められると思います。
例…濡れたタオル2枚をまとめて絞る。→2枚分汚れるまで使う→バケツに2枚まとめて漬け絞る。繰り返す。乾いたタオルは、2枚とも濡れてしまうまでのペースが遅いので、ほぼ繰り返さなくてもよい。
移動する用品は、広い空間であればあるほど、脚立より立ち馬を使用する事をおススメ致します。立ち馬が脚立よりいいメリットは、降りては、持って動かしての回数を減らせるという事で、移動時間を短縮出来ます。
ここで、立ち馬って何?ってな方に…
こんな奴です。
取り敢えず梯子があるので、人が登って作業するものですが、脚立と違う点は、天板のスペースが、広いという事です。
脚立ですとせいぜい、人が足を跨ぐ分くらいしか作業出来ません。立ち馬ですと、天板に人が乗って数歩数メートル分、広範囲に渡って、作業が可能になります。
2.壁
同じく今回は、店舗内で約3m~約4mの位置で拭き取りの場合です。
手順…基本的に、天井の場合と変わらないですが、人が行き来する箇所の多い、ドア付近、エレベーター付近などは、物を多く置いてスペースを埋めず、最低限、人、1人分が通過出来るスペースを残しておく。
道具類…バケツ(水)、タオル4枚程、立ち馬、オリオン台車
コツ…壁際の箇所をぐるっと時計周りか反時計周りかどちらかにスタート地点を決める。高さに合わせて、使う用品を段取りする。一周目は、全て高い方だけを拭き作業を行う。二周目は、人の高さだけで済む下の部分を引き続き作業を行う。
拭き作業に伴うタオルの使い方も、天井の場合と同じ考え方でいいと思います。
例…高さ3.5m有る場合や4m有る場合、一旦、台車などで降りた際の自分の身長の目元までなどと、位置決めしておく。一番上から、降りた場合の目元の位置までをぐるっと1周り行い、2周り目は、台車などを使わず済む高さなので、そのまま下の箇所を用品無しで、ぐるっと、回る。
ここで、オリオン台車って何?ってな方に…
こんな奴です。
上に乗って作業するスペースは立ち馬より狭いですが、安定感があり、比較的狭い箇所向けです。脚立や立ち馬ですと足を広げてしまうとスペースが埋まってしまい、邪魔になる場合に重宝します。
まとめ
約3~4mくらいの高所作業には…
立ち馬、脚立、オリオン台車などを駆使して作業しましょう。
他にも、スライダーや梯子など有りますが、ここでは省略させて頂きます。
以上、下手な文章力ですが、ここまでお読み頂き、感謝いたします。ありがとうございます。
ご覧頂きまして、何か、ご連絡、ご質問、ご相談等がございましたら、コメントの方、よろしくお願い致します。
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それでは、今日は、これにて失礼致します。
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